佐野元春「名盤ライブ」ON AIR

11月に行った佐野元春のライブ↓

http://c21hn.blog.so-net.ne.jp/2013-11-17

昨日、音楽専門チャンネルで放送された。

グッと心に響いたライブで、その日のことがよみがえった。

当日カメラが入っていることは知らされていたので、この日を楽しみにしていた。
盛り上がる観客の中に、自分が映っているのも確認できた。

1982年にリリースされたアルバム「SOMEDAY」。
佐野元春をあまり知らなくても「SOMEDAY」という曲は知っている、という人も多いだろう。

このアルバムに「ヴァニティ・ファクトリー」という曲があるが、アルバムではコーラスにジュリー（沢田研二）が参加している。
実は当時佐野元春と活動していた伊藤銀次（ギタリスト＆アレンジャー）が、沢田のアルバムにアレンジャーとして参加した事で、佐野の曲をジュリーが何曲か唄っている。

この何曲かは、沢田のために佐野が書き下ろした曲を、のちに佐野がセルフカバーしたと云われている。

当然ライブとテレビの放送では比較にならず、断然当日のライブの方が何倍も良かったが、30年以上経った今の時代に聞いても、色褪せることのない音楽を提供してくれている佐野元春というミュージシャンは凄いと思う。

そういう意味ではサザンやユーミンなど、今でも一線で活躍し続け、なおかつセールスも若い者に負けない数字をたたき出す人たちは、凄いとしか言いようがない。

今活躍しているミュージシャンで、30年後まだバリバリにやっていられる人は誰だろう。

そんなことわかるはずもないが、佐野元春本人もライブでこう言っていた。
「これを作った頃、30年後にまさかこんな日が来るなんて、これっぽっちも思っていなかった」と。

きっと、その時できることを精一杯やって、たくさんあったであろう壁を乗り越え走り続けたことで、今こんなに素晴らしい一瞬が迎えられるのだろう。

また他のミュージシャンでも「名盤」と言われるアルバムを、このように振り返ってみたら楽しいのにな、と思っている。

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