石原新党

どうやら石原氏が殴りこみをかける様相ですね。

かなり過激な感じに捉えられますが、このくらいじゃないと今の寝ぼけた日本は喝が入らないかもしれません。
何か激しく厳しい動機付けがないと、官僚制度も地方分権も国際的な立ち位置も変わらないのだと思います。

どうも国民全体に漂った空気が、「楽して安心」ばかりになっていることは否定できません。
働かなくてもお金がもらえればいい。
そのくせ「原発ゼロ」とかのデモには積極的にスタミナを使う。
そんな元気があったら、みんな働こうぜ！

きれい事では政治はできないし、外交もできない。
ギリシャ人は怠け者で有名で、EUに加盟にする際にもそれが周辺国から問題視されていたと聞いた。
怠け癖のついた日本人も人ごとではなく、もう一度立ち直らせるには「働かざるもの喰うべからず」という原点に戻る必要もあると思う。

ただ平沼氏のコメントにあった「30～40人」が選挙に出たからといって、仮に全員が当選したとしても何ができるのだろうか？
東京都のためにも国の機構を変えなければならないのなら、政権与党にならなければ意味はなく、以前の孤立した石原慎太郎衆議院議員と何も変わらないのではないだろうか。
野党で揚げ足取りばかりするなら、やっても意味はない。
そんなの誰にでもできるし、何の役にも立たない。
そういうくだらない政局政治は見飽きた。

80歳にもなってやるなら、「変えられる立場」まで上り詰めなければ、意味はないと思う。

昨今のクレーマーやトラブルメーカーには、ホントに閉口する。
以前ならやくざな人間がやっていた方法を、今はその辺にいる人間がやる。
重箱をつつくようなミスをみつけ、消費者面して言いがかりをつけ、「誠意」という名の金銭を要求してくる。
今は一般人がやる。
それも「若気の至り」ではない年齢の人間が。
道徳的なことは眼中になく、自分の懐が潤えば何をやってもいい、と思っている。
それが「勝ち組」だと。
まったく情けない。
日本人はここ数十年でこんなに腐ってきてたのか、ということを実感せざるを得ない。

外交的に危険な匂いはするが、ここでやらなければホントに日本はダメになるかもしれない。
いや、日本国じゃなくて「日本人」が。

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