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IKEAのリコール [ボヤキ]

IKEAで販売されているガラス製カップのリコールが発表されました。

どんだけひどいことになっていたのかと思ったら、「全世界で12件、けが人が5人」とのこと。
実際には商品に不具合があったらしく、水面下にはもっと被害があるのではないかとの予測から、リコールを発表したのだろうと思う。

IKEAは「2009年8月現在、イケアストアの数は(世界25の国と地域に)267店舗にのぼり、この一年で5億9000万人のお客さまにご来店いただきました。このほかに、イケアグループ以外のフランチャイズ契約者が所有し、運営している店舗が34あります。」という巨大企業だ。
それが12件の被害報告でここまでの対応をすることは大変な事だと思う。

以前購入した引き出し型の洋服タンス?の金具が壊れた時、新しい金物をもらいに行った。
IKEAでは部品が壊れたりなくしたりすると、無料で交換してくれたり、補充をしてくれる。
まぁある程度壊れるであろう予想をしているからなのですが・・・。
「佐藤様が購入された頃は、こういう補強の金具が付属ではなかったと思います。現在の商品にはこれがついておりますので、これも入れておきますね」と言ってくれた。
このオペレーションには、少々感動を覚えた。
今まで日本に住んでいて、このような状況に遭遇した事はなかった。

年間5億9000万人の来店客が来るお店が、たった12件のクレームから、ここまでの措置を講ずる体制も素晴らしい。
正直な所、本音は「そこまでする必要があるの?」「使い方次第でそういうこともあるんじゃない?」と思ってしまいました。
「こんにゃくゼリー」など、消費者の使い方にも注意が必要なのに、それをみんな法人サイドに責任を転嫁するのも、最近の風潮としてどうかと思っています。
アメリカでのプリウスの件も、実際はアクセルとブレーキの踏み違いによる運転ミスが原因のようだし。
あれだけトヨタを叩いた下院議員たちは、トヨタに謝って莫大な損害を賠償したのか?
消費者側に極端に偏った動きは危険そのものだと思う。

公園の遊具にしても僕らが子供の頃からあって、「危ない使い方がある」という前提で、「こう使ったら危ない」という危機管理をしながら、すれすれのスリルを味わっていた記憶がある。
今はそれをみんな撤去してしまい、人間が持っていなければならない危機管理能力を身に付けるチャンスがどんどんなくなっていっていることは、とても危険だと思っています。

自分で危険を回避できないという事は、誰かが他人を守り続けなければならないという事。
じゃ、誰が守るんだ?
国か?行政か?学校か?地域社会か?
人に任せるのは限界があります。
自分の事は誰でもない、自分が守らなければいけないのだと思います。

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