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これからの賃貸市場-1- [不動産]

先日、某大手賃貸保証会社から「10月から賃貸保証料を月額支払い総額の50%から100%へ変更させて戴きます」との知らせが来た。
もしかするとこの会社だけでなく、他社も追随するのでは?とも思っています。

これは何を意味すると思いますか?

以前お話した「家賃債務保証業適正化法案」等で、回収コストや立替費用の増加が予想される事や、社会情勢等で滞納者の増加が止まらない事などが考えられます。

礼金などが減ったりなくなったりで、賃貸契約にかかる初期費用は減少傾向にありましたが、このような費用が増加するとせっかくなくなった礼金分も帳消しですね。

一番の被害者は、滞納しないきちんとした入居者の皆さんです。
今の流れは下記のような感じです。

滞納者がいる。

管理会社・大家さん・保証会社が回収に動く。

自分が払わない事を棚に上げて、それが法外な取立て行為だと騒ぐ輩(弁護士など)がいる。(確かに法外だった者もいたかもしれないが)

管理会社・大家さん・保証会社は回収するのに裁判を起こすしかない。

裁判で決着するには結局半年かかる。

その間の費用はかかるし、裁判で決着がついても「ない袖は振れない」ということになり、結局追い出すことはできるが、賃料は回収できない。

ならばそれなりの費用を保証料で賄わざるを得ないので、保証料アップ。

というわけで結局入居者に跳ね返ってしまうことになる。

一部の人間が、自分の事を棚に上げてごねたせいで、真面目な入居者達がバカを見るようなことになってしまったとも言える。

つづく・・・

埼玉 三郷 不動産
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