太平洋御殿場

今週男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」が、太平洋クラブ御殿場コースで行われています。

このトーナメントには、子供の頃親父に何度か連れて行ってもらってて、思い出があります。
ここでトム・ワトソンを見た事を覚えています。

学生時代は近所のコースに（半分住んで）いて、フリーパスをくれるので、クラブハウスの駐車場から入れました。
プロが乗ってくるベンツが並ぶ隣に、ポンコツのシビックを止めて、かなりの違和感を感じたものです。

当時オーラ絶大だったAON（青木・尾崎・中島）などは、その迫力というか威圧感に圧倒されました。
最近の日本の強い選手は片山・丸山・谷口・伊沢など小さい人が多いのですが、AONは皆180cm以上あり、ガッチリしていたため、外国人選手と並んでも見劣りはせず、日本人としての劣等感を払しょくしてくれる存在でした。

当時のパーシモンウッド、糸巻ボールの時代は、今よりもプロとアマの差は大きく、放たれるボールは想像を絶するものでした。
近年はボールやクラブの進化で、ちょっと上手なアマチュアなら当たったときには、"見た目"プロと遜色ないようなボールが打てます。（実質は違うのですが）
昔の方がプロの凄さを感じられたなぁと思います。

このコースのグリーンは当時から無茶苦茶速くて、下りのパットなどは、ギャラリーで見ているだけでも手がムズムズしそうな感じでした。
最近のプロは速さには対応できるので、速くてもコンディションが良くて転がりがいいグリーンだと、逆に入りやすくなります。

今日が最終日なのですが、天気は悪そうですね。
役者は揃っているようなので、いい試合を期待します。


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