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エコロジー

洞爺湖サミットを機に、エコロジー論議が盛り上がっている。
反面、疑問を唱える声も聞こえてくるようになってきた。

今話題になっている<「偽善エコロジー」武田邦彦著>を読んでみた。

詳しくはご一読戴きたいが、今までどこか胸につかえていたものが、取れたような気がした。
おおまかに言うと、「エコロジー」「環境」を謳っているもののほとんどが、会社や自分の利益のためだと考えられる事。
割り箸を使わずに「マイ箸」を持つ事がエコロジーだと言われるが、私は随分昔に割り箸は本来なら捨ててしまうような木材で作っていると聞いていたので、理解に苦しんでいた。
ゴミが減る、という側面があるので全否定はしないが、割り箸が資源を無駄にしているという理論は、正解であるとは言えない。
これと同じようにレジ袋も捨てるような油を原料にして作っているらしい。

JRのCM「エコ出張」も、早い話新幹線に乗って欲しいだけだ。
JRは「エコ」といえば会社のイメージアップにもなる。
しかしCMの目的は新幹線に乗って欲しいからで、エコが目的ではない。

マスコミは今回のサミットで、2050年までにCO2排出量50%削減を明文化できるかで騒いでいる。
しかしこの短期間の生活の変化が原因で温暖化したというなら、42年後に50%減らしたからといって、それまでに加速していってどうにかなってしまっているとしか思えない。
それよりも根本的な事、
①温暖化の本当の原因が二酸化炭素なのか?
②二酸化炭素の排出量を減らす方向でなく、分解する方法はないのか?
③温暖化を冷却する方法はないのか?
可能かどうかは知りませんが、こっちの方向の議論にならないと、間に合わないのではないかと感じます。
研究者によっては、このあと氷河期が来るという説もあったりして、温暖化の議論自体に信憑性がなくなるかもしれません。

とにかく本当の「エコ」を考えるなら、一度「偽善エコロジー」読んでみてください。
賛否両論ありましょうが、私は否定的にはなれず、納得する事が多かったです。
そこからリスタートしたい気分になります。

misatoHP.jpg
http://c21homenet.co.jp

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