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ただものではない [ゴルフ]

石川遼君頑張ってます。
アマチュアの時は「失うものはなにもない」という感じで、むやみやたらにドライバーを持ち、墓穴を掘ること多数。
それはそれで「彼らしい」部分でもあった。

16歳とはいえ「プロ」になった彼は、今年の目標を「全試合予選通過」と語った。
総額20億円以上の契約があり、せめてテレビ放送のあるところには残らなければならない、という妙なプレッシャーに惑わされなければ良いが、と心配していた。
ところがどっこい。
初日・二日目は大雨、今日は突風の吹く中、並みいるプロたちがスコアを崩す中で、優勝争いである。
そして彼はコースマネージメントをきっちりやってのけているようだ。
ドライバーを持たない方が有利だと思えば、きちんと刻んでいる。

遼君は自分のことを、プロとしては体力も技術力も足りていないと、謙虚に分析している。
1度勝ったからと調子に乗っている雰囲気はまったくもって感じない。
ただその勝利がまぐれだったとも思いたくないと言っている。

彼は精神的に大人だ。
彼のことを悪く言う人は、その人がひねくれているか、よほどのやきもち焼きであろう。
うまくいっている人を見ては、ケチをつける人がいる。
そんな人をもギャフンと言わせるくらい、彼は努力もしているし、運も持っているに違いない。

明日最終日、彼が優勝できなかったとしても、16歳の子が堂々とプロと渡り合ったという結果を、誰も否定はできない。
そして昨年の優勝がまぐれではなかったことの証明にもなる。
技術的には優勝してもおかしくないかもしれないが、プロの試合の体力・精神力の消耗は素人の我々には想像のつかない世界。
初日から全開で、ペース配分などをしてる余裕はないだろうから、今の状態で72ホール目まで持ちこたえられるか、が課題だろう。
そしてそれを秋のシーズン終盤まで続けられるかが、プロの難しいところだ。

ホールアウトした時の先輩プロへの挨拶などを見ていると、当り前のことなのに妙に清々しい。
これだけきちんと、目上の人に対して頭を下げられる若者が、どれだけいるのだろう。
世の中の若者の手本にもなってくれる遼君。
応援せずにはいられない。
やはり、ただものではない。

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