不動産屋はなぜ叩かれる？

ご無沙汰しております。

1年の中で一番忙しい期間も終わりに近づいてきました。
センチュリー２１春のフェアも終わり、たくさんのお客様にご来店、ご契約いただきましてありがとうございます。

ところで、いつも世の中では「不動産屋」は悪者です。
確かに悪いのもいるんでしょうし、いないとも申しませんが。

しかしこちら側から見ると、お客様の動向がきっかけである場合も多いという話をさせてもらいます。

ネット掲示板などで、いろいろ書かれており、たまに見に行ったりするのですが・・・

「ただ物件を見せてもらいに行っただけなのに、ローンの話を延々とされて時間の無駄だった」
という書き込みを見ました。
それって間違ってるでしょうか？

散々あちこち案内に行って、申し込みすることとなり、お金の話したら自己資金はない、年収は低い、車のローンは何百万・・・・なんてこともあるんです。
営業マンや不動産会社にとっては一日丸損です。
「年収は1000万円」なんて豪語してた人が、「実は自営で申告は200万」なんていうことも。
なら自己資金は一杯あるのかと思いきや、まず持ってない。

お客様のご希望の支払い額や、年収等から逆算した支払い可能額から、物件の価格を導き出すのは正しいと思います。
万が一、ローンが組めません、という結論の場合でも、散々あちこち行ってからよりは、傷が浅いですしね。

賃貸でもあります。
「今日決めないとなくなっちゃいますよ」という不動産屋のよくある常套文句。
ホントになくなっちゃう時、あるんです。
そうなると「あれが良かった」と、ずっとグチグチ言うお客様いるんです。
こっちは「だからあの時決めよう、って言ったのに・・・」ってなっちゃう。

申し込みで散々家賃値切って、こっちも大家さんに頭下げて交渉したのに、たいした理由もなく簡単にキャンセルした挙句「契約してないからタダだよね。」って、ぶち切れていいですか？
不動産会社としては、長い時間かけて築いた大家さんとの関係に亀裂が入るかもしれないんですよ。
それって一件の契約云々ではない、マイナスの要素満載なんです。

そう言われないように、とか、ならないようにという理由で、いろいろしくみを作ったことで、一般的な真面目なお客様には失礼な慣習があるのかもしれません。

何かと言われる不動産屋ですが、きっかけはそういうモラルのないお客様がきっかけだったりするんです。
いつもこちらサイドが悪く言われるので、ちょっと反論してみました。

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