「個人的な意見」

大臣がまた失言で去った。

これは民主党に始まったことではないが、正直国民の誰もが「またか・・・」と思ったに違いない。

「死の街」という表現が正しかったかどうかよりも、「放射能を付けちゃうぞ」と報道陣に言った事にあきれる。
きっと私がその街を見に行ったら「死の街」と表現したかもしれないし、まさにそんなふうに見える状況であることは想像できる。
ただ、それが原発を取り仕切っている経産省の大臣が言った事には、批判があっても仕方がないのかもしれない。

とにかく民主党の閣僚達は、「個人的な意見」を勝手に喋りすぎる。
この２年間、それでどれだけ墓穴を掘ってきたか、自覚はないのだろうか？

ここ数日でも、前原氏は海外で持論を展開し、厚労相のおばさんは「国民の健康のために、たばこを７００円に」とか、党内で議論もせずに、勝手にマスコミの前で喋ってしまう。

そもそもダメ民主党の代表格である鳩山元総理は、沖縄県民の前で、できるわけもない米軍県外移設をぶち上げ、どいつもこいつも勝手な話ばかりだ。
思いつきと正論だけで政治ができたら、誰だってできる。

政治家が、特に内閣に関わる人間が、マスメディアの前で喋る事というのは、「国はこの方向で進んでますよ」と捉えられるということが、なぜまだわからないのだろうか。

私が勝手にここでいろんな事を言っていてもある程度許されるのは、私が素人で、ただの一市民のボヤキでしかないからだ。
菅直人前総理も同様だったが、政治家は言葉に責任がある。
国民はそれを聞いて一喜一憂するのだから。

勝手な意見を喋り続けたいのなら、市民運動家か評論家をやってればいいと思う。

埼玉　三郷　不動産

賃貸web　http://c21homenet.co.jp
売買web　http://www.c21misato.com