2010 The Open 開幕

日本では「全英オープン」アメリカでも「British　Open」というが、正式名称は「The　Open」。
そもそものオープン競技（プロ・アマの隔てなく競技をする）の発祥がこれなので、「The　Open」と言えばこれに当たることになる。
他国でもオープン競技が行なわれるようになり、区別するために他国では「英」を付けている。

今年の開催は、ゴルフの聖地　セントアンドリュース　オールドコース。
「ゴルフ発祥の地」と言われる、由緒ある場所である。

カップの大きさや、OUT・INの由来など、ゴルフの「なぜ？」がここに詰まっている。

初日は午前中スタートの組が圧倒的に有利な気象条件だった。
なにしろ1組目のスタートが午前6時半で、最終組のスタートが午後4時半という。

まして「一日の中に四季がある」と言われるほど天候が変わりやすいのが、スコットランドの特徴だ。

初日は21歳のマキロイが猛スタートダッシュで9アンダー。
さすがに欧州ツアーメンバーで、コースも知り尽くしている。
そして石川遼も回った午前中は、ありえないほどの無風。
これが風が吹き、雨が降ったりすると、地獄のコースへと変貌するのだ。
風がなければパー68になり、風が吹くとパー75にもなるような感じだ。

マスターズ・USオープンと精彩を欠いたタイガー。
今回は以前から私が指摘していたギクシャクした上半身の上下動が少なくなっている。
コーチのハンク・ヘイニーとは離れ、今は自分でビデオを撮ってスイングチェックをしているらしい。
無駄な力みがなくなり、パット次第では優勝候補に上げたい。

遼くんは無風では良いのだが、風が吹いたときの対処法に成長が見せられるか、が鍵になると思う。

2日目以降が楽しみです。

埼玉　三郷　不動産

http://c21homenet.co.jp