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最近よく雷が鳴りますね。
雷というといつも思い出すことがあります。

学生時代、私はゴルフ部だったため、3・4年の時は、その大半をゴルフ場で過ごしていた。
先輩がいた関係で、静岡県の富士小山GCというところにいた。
朝ハーフラウンド、昼はキャディ(または練習場で打ち込み)、夕方ハーフラウンド、という生活を
毎日のように行っていた。

ここはあまり雷が来る場所ではなく、コースも雷にはあまり敏感ではなかった。
合宿等で栃木の矢板や茂木周辺の方にもよく行ったが、ここは雷の名所で、夏は毎日のように
夕方に雷がなる所だ。
栃木のゴルフ場は、ちょっと雷が近づくとサイレンが鳴り、プレーを中断し避難小屋に逃げるシステム
になっている。

ある日富士小山でキャディをしている最中、雷が近づいてきた。
雷の怖さを知っている自分たちは、いつ避難の指示が出るか待っていたが、なかなか来ない。
こちらはお客さんも雷に鈍感で、「近くには落ちないだろう」という前提でプレーを続けていた。
茶店の前のホールで、ついに雷は頭上に来ていた。
「バーン」という大音響とともに、景色がネガ状態(黒と白が逆)になる。
本当に死ぬかと思った。
さすがのお客さんも、「これは危ない」と思ったらしく、グリーンにパターを投げ捨て茶店に逃げ込んだ。
当時の電動手押しカートを操作している私は、どう考えても一番危険に思えた。
私も茶店まで大急ぎで行った。
するとお客さんは「キャディさん、パター取ってきて。」
「・・・」
「俺は死んでもいいのか?」と思いながらも、ダッシュで取りに行く。

無事に避難した私たちの組は「しばらくここで待っていよう」ということになり、一安心。
ところが「雷が怖くてゴルフができるか」と、訳のわからない理屈で続行する組もいた。
「あの組に付かないで良かった・・・」と思った。

その後雷は止み、最後までラウンドしクラブハウスに戻ると、ゴルフ場内に雷が落ちたことを知った。
自分がいたのはINコース途中の茶店で、落ちたのはOUTコースの茶店の近く。
「やっぱり・・・」
コースは強制的にプレーを止めるべきだったと、今思い出してもそう思う。

みなさん雷には注意してくださいね。

misatoHP.jpg
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